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東京国立近代美術館で須藤玲子先生のトークイベントが行われます!!

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今、東京都国立近代時術館で行われている「 現代プロダクトデザインーMade in Japanを生む 」に合わせて、展示にも参加している須藤玲子先生のトークイベントが行われます。お時間ある方は是非!! 〈須藤玲子トークイベント〉  日程:2013年12月14日(土)  時間: 各日とも15:00‐16:00  場所: ギャラリー4会場内  ※申込不要、参加無料(要観覧券) 以下東京国立近代美術館ホームページより ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「 現代プロダクトデザインーMade in Japanを生む 」  日本には、さまざまな伝統の工芸や地域に根づいた手工業が息づき発達してきました。ものづくり文化の基盤を支えるそれらの特有の技術に着目した現代のプロダクトデザイナーらは、生活を豊かにする提案を企画し、デザイン開発から生産、そして自ら製品発表や流通にも携わっています。そこでは、陶磁器や染織品、漆器、木竹工品、金工品など、デザイナーと地場の製造技術者らが親密に協同した新たな開発があり、さらに使い手との関係も深めつつ現代の生活を潤す道具が生み出されています。  そうしたプロダクトデザインの現代を代表する小泉誠や城谷耕生、大治将典、またテキスタイルデザイナーの須藤玲子は、精力的に現代の生活感覚に見合う清新なデザインを発表し、活躍しています。彼らのデザインは、国内に留まらず国際的に発表や紹介がなされており、世界が注目する日本の優れたデザインの一翼を担っているといえましょう。あわせて新進の若手デザイナーらを取り上げ、身近な製品デザインをテーマとして集ったセンヌキやテーブルウェアなどを紹介し、これからのプロダクトデザインの将来とその可能性を検証します。  本展覧会では、こうした日本のものづくりを担う気鋭のプロダクトデザイナーらに注目し、いわゆる今日の Made in Japan を生みだす優れたデザインと道具を紹介します。 会場 東京国立近代美術館   ギャラリー4 会期 2013 年 11 月 1 日 ( 金 ) ~ 2014 年 1 月 13 日 ( 月 ) 開館時間 10:00-17:00 ( 金曜日は 10:

学部2年生と東京国立近代美術館に行ってきました!

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学部生2年生のみんなで 東京国立近代美術館 にいってきました!! 今回の目的は工芸館で行われている「 クローズアップ工芸 」展の鑑賞と工芸館に所蔵されている貴重な布作品の特別鑑賞(別名:トッカン!)、それに美術館で行われている「 現代プロダクトデザインーMade in Japanを生む 」展の鑑賞。こちらの展示では織専攻の教授、須藤先生が展示中です。 東京国立近代美術館の工芸館の前で集合です。 明治洋風レンガ造りの工芸館の建物は重要文化財としてしてされています。 学芸員の方から工芸館で行われている展示「クローズアップ工芸」の説明をしてもらっています。 〈以下、東京都国立近代美術館のホームページから写真を転用〉 http://www.momat.go.jp/CG/closeupcrafts2013/index.html#outline 鈴木長吉 《十二の鷹》 1893年 羽根一枚一枚丹念に造られている金属の鷲!! 森口華弘《訪問着 薫秋》1964年 蒔糊技法を使った友禅着物。   小名木陽一《赤い手ぶくろ》1976年 立体綴れ織りによる、迫力の赤い手! 展示は 12月8日(日)までです。 「クローズアップ工芸」 2013年9月14日(土)~12月8日(日) 10:00-17:00 (入館は閉館30分前まで) こちらは常設展。 美しいガラス。 日本のバスケタリーの第一人者の関島 寿子先生の作品もありました。 場所を移動して特別鑑賞の部屋へ向かいます! 写真禁止だったので画像でどのようなものを見たのかお伝えできませんが、普段では絶対にお目にかかれない、とんでもなく貴重な布を見せていただきました!!学生もみんなしっかりと目に焼き付けた様でした。 次に向かうは美術館で行われている「 現代プロダクトデザインーMade in Japanを生む 」の展示会場に向かいます。  この展示では日本の伝統工芸や独特な技術力を持つ手工業からの流れを受け継いだ日本の現代のプロダクト製品が集められています。 展示空間には大きく須藤玲子先生のデザインした布が大きく飾られています。とても美しいのでまだ見ていない方は是非いってみてください!

日本民藝館「柳宗理の見てきたもの」展を見てきました!!

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日本民藝館ホームページ より 特別展「柳宗理の見てきたもの」 2013年8月27日(火) ~ 11月21日(木) 2011年のクリスマスの日に他界した柳宗理(1915~2011)。世界的な工業デザイナーとして活躍する一方、約30年間にわたり日本民藝館の三代目館長として活動しました。本展では、宗理が蒐集した当館コレクションの逸品をはじめ、柳家から遺贈された陶磁器や染織品、仮面などを展示。また、父宗悦から受け継いだ食器類も併せて展観し、柳宗理がどのようなものを見つめながら生活し、デザイン活動の糧としてきたのかを紹介します。  休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館) 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで) 入館料:一般1,000円 大高生5,00円 中小生2,00円 展示室:本館大展示室 玄関 本館1階第3室 本館2階第3室他 普段日本民藝館の展示は写真撮影禁止なのですが、特別に許可を得たので会場の様子を少しだけご紹介しようと思います。 こちらは日本民藝館のエントランス。立派です。 特別に今回の展示のお話も聞かせていただきました。 所狭しと並ぶ迫力のある民藝品の数々。 展示品は世界中の布やお面、金属製の置物や占いの本まで… 絞り染めのカーテンが美しいこちらの部屋には縞帳がずらりと並んでいます。  お客さんの座る椅子も民藝品!! 展示の面白さもさることながら、民藝品に溢れる日本民藝館の空間は一見に価値ありです。 展示期間も残すところ1週間しか無いので(11月21日まで!!)、ご興味のある方は是非いってみてください! (助手:高須賀)

工房見学イベント『着て来て落合』に行ってきました!

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先週末の10月27日に 工房見学イベント 『着て来て落合』 に学部の一年生と二年生の有志で行きました。 中井から下落合の妙正寺川付近には、 今なお染色関連の工房が数多く残っています。 普段はなかなか見ることができない工房の中を見学出来るイベント が『着て来て落合』です。 まず「 染の里 二葉苑 」さんに伺いました。 江戸更紗の工程を見学させていただきました。 江戸更紗は細かな絵柄の版を5版、 10版と重ねて染上げていきます。 時には30版を超えるものもあるそうです。 こちらでは造形大学の卒業生が職人さんとして働かれていました。 偶然の出会いに驚きです。 次に「 吉澤湯のし加工所 」さんに伺いました。 湯のしは蒸気を使い、しわを取り、 地の目直しなどを行う生地の仕上げの重要な作業です。 こちらも普段目にすることのできない工程です。 次に「 松綱染工所 」さんに伺いました。 こちらでは江戸小紋を作られています。 とても小さな柄を染上げていく職人業によって美しい生地が生まれ ていきます。 最後に「 東京手描友禅工房 協美 」さんに伺いました。 手描友禅はとても手間隙のかかる染め物です。 職人さんの細かな手作業によって友禅独特の美しい染め物が出来上 がっていきます。 そしてこちらでも造形大学の卒業生の方と出会うことができました 。 卒業生がテキスタイルに関わっている姿を見ると、 学生にとっても励みになります。 今 回は来年2月に参加予定の『 染の小道 』の代表の丸山さん、 副代表の高市さん、東さんにご案内頂きました。 会場となる妙正寺川とその周辺を観て回ったことで、『染の小道』 の作品づくりにプラスになったと思います。 妙正寺川にどんな生地がはためくことになるのか今から楽しみです 。 染めの小道の情報はこちらから http://www.somenokomichi.com/ (後藤)

小山欽也先生の和紙の授業

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今日は紙造形家でもある小山欽也先生の和紙を使った授業をのぞいてみようと思います。この授業では紙の原料であるコウゾやパルプなどを使い、紙の持つ造形的な面を学んでいきます。 上の写真は和紙を漉く時にいろいろな素材を入れこんだもの。 自然の草花も紙に漉くことが出来ます。  紙の中にDHC!? 場面は変わって、この日は和紙から糸をつくっています。 この技法は江戸時代、日本に木綿が伝わる前の技法です。 まずは和紙に細かくスリットを入れていきます。 コンクリートブロックを用意し… 霧吹きで和紙を湿らせ… コロコロと転がしながら和紙を揉んでいきます。 しばらく続けると、和紙は糸のようにかわっていきます。 和紙の糸のミミ。 和紙のミミを互い違いにちぎっていくと… 一本の和紙の糸になっていきます。 とても美しい!! この授業では他にも昔の服の素材としていも使われていた強製紙(こんにゃく糊を使って作った、水にも強い紙)や立体的にできあがる和紙など、様々に変化する紙の表情を半年をかけて学んでいきます。まだまだ面白い技法が沢山あるので、またご紹介しようと思います。 (高須賀)

CS祭のテキスタイル関係トピックス!

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CS祭(東京造形大学の芸術祭)始まりました!!! CS祭とは学生自治会が中心となり行っている全学的なイベントです。このイベントでは建築や写真、絵画や彫刻などなど、東京造形大学の全学生が参加するのでとても内容の濃いイベントです。 今回、CS祭すべてを紹介すると大変なことになるのでテキスタイル学科の作品展示や販売店にしぼって紹介しようと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2013年度 CS祭(Creative Spiral Festival)  10月18日(金) 12:00~20:00  10月19日(土) 10:00~20:00 / 10月20日(日) 10:00~20:00 CS祭のホームページ http://zokei-csf.com/ まずは3年生有志の展示”テキスタイルスタイル展” 7号館の305号室で開催されています。  中はこんな感じ。   学生の作ったカラフルなテキスタイルの バックや服。 こちらはつづれ織りの作品 こちらもつづれ織りの作品 着物生地(着尺)と同じタテイトで作った巾着 パンチのあるテキスタイル レースの作品 植物繊維を溶かすことで柄を作る、オパールプリント 場所は変わって3号館へ移動です。 3年生の染専攻有志3人で行っている展示。 グラフィティーみたいですね。 3号館202号室にて。 3号館205号室ではオリジナル生地をデザインして作ったシャツの展示もしています。 3号館の下では学生の手作りショップが並びます。 手捺染の小物たち。 値段もリーズナブル。 謎のショップも。。 こたつがあります。 休憩したい人はここで。 体育館に移動です。 こちらでもショップが沢山。 一年生の手作り商品の並ぶショップ。 野菜売ってます。 相原駅の近くのショップを構える" mintaka "も出店。 アインシュタイン ブローチ 色鉛筆ピアス¥200 4年生の