2013年10月12日土曜日

トーマス先生の”シボリ”レクチャーと”フラクタル”ワークショップ

 スウェーデンからトーマス先生が来校していただきました!!
トーマス先生はスウェーデン大使館で行われている”PLENITUDE"というタイトルの”スウェーデンと日本のシボリ展”のキュレーターをしており、今回は日本での展示のオープニングにあわせ東京造形大学での特別講義&ワークショップをやっていただきました。


〈シボリ レクチャー編〉
まずは、今回来日した目的でもある”スウェーデンと日本のシボリ展”のお話をしていただきました。

トーマス先生がしきりにおっしゃっていたことは、日本のシボリのテクニックは本当にすごいということ!
世界的に絞り染めは”Tie dye”といわれているのですが、日本の“シボリ”は世界の”Tie dye”とは一線を画しており、講義の中で”Tie dye"と“シボリ”をあえて言葉を分けてお話ししてたのが印象的でした。

トーマス先生は日本人のもの作りに対する姿勢、歴史、テクニック、、、すべてを含め”SUPER POWER!!"といっており、その力を日本人はみんな持っているとおっしゃっていたことも印象的でした。




シボリの講義の後は、トーマス先生の来校に合わせたかのように東京造形大学内で開催されていた絞り染めによる「ゆかた展」を急遽見に行くことに。この展示は今の2年生が1年生の時に作ったゆかたの展示です。


絞りの技法は柄をつけたいところを糸で縫い絞ることで、生地を染めた時に絞った所が防染され柄になるといった、とてもシンプルな染色法法です。

自分の作品のプレゼンテーションをする越川さん。


ミシンを使った新しい技法のシボリで柄を作った鵜飼さん。

 一年生の時に作ったとは思えないすばらしい絞りのゆかたに先生も感動していました。




〈フラクタル ワークショップ編〉
展示会場から戻ると、ワークショップの準備に取りかかります。
ワークショップではトーマス先生が長く研究を続けいているフラクタルの理論を使った、模様の作り方を学んでいきます。

 
最初、学生は複雑になっていくフラクタル理論に四苦八苦。



 手を動かしていくにつれて…


ある法則に基づいた形が生まれてきます。


作業もどんどん細かくなっていきます。
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で、完成!!



あるルールを決めて形を繰り返していくと、こんなにもバリエーション豊かな柄が生まれることに驚きです。

数学的なテキスタイルのアプローチ。
また一つテキスタイルのデザインの可能性が広がったように思えます。
トーマス先生ありがとうございました。

(高須賀)