2014年6月26日木曜日

日本文化を学ぶ中学生

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公文国際学園中等部・高等部の中学3年生、25名が引率の先生と本学へ・・・
目的は、日本文化を学ぶため。

この学園では「日本文化体験」といういわゆる修学旅行があり、
いくつかのテーマの1つが「有松・鳴海絞り」で、絞り染めを通して日本文化を学ぼうという内容です。
テーマは生徒が提案し、クラスで勝ち抜き、学年全体のプレゼンテーションを勝ち抜いたものだそうで、
他にお茶をテーマに静岡へ、紅花をテーマに山形へ・・・ウナギがテーマの年もあったとか。

9月に修学旅行本番があり、江戸以来の絞り染めの産地、有松・鳴海への3泊4日の旅に出ますが、
その「予備学習」として本学に白羽の矢を立てたのも生徒さん。これは嬉しい!!

10:00〜15:00のスケジュールは盛りだくさんで、
絞り染めのレクチャー、授業見学、昼食、ワークショップ、日本の染織についてのレクチャー、質疑応答。

みんな意欲的で、最後は25名全員から質問があり、汗だくで答えました。
大学生よりも熱心でしたね。

中学生のみなさんが日本の染織文化に興味を持ってくださったこと・・・
テキスタイルデザイン関わる1人として何よりも嬉しかった!ありがとう!
近未来の日本をリードするみなさん、テキスタイルは日本の大切な文化です、重要な産業です、よろしく!!


みなさんこんにちは・・・大橋:「有松・鳴海絞り」をテーマに選んだ理由は?
            提案したS君:最初は温泉に行こう!と。で、温泉旅館には浴衣があるので
絞り染めのレクチャー・・・盆踊りではありません
ワークショップの準備・・・学生が手伝ってくれました
布を折る・・・正三角形?屛風だたみ? でも、みんな理解が早かった
板に挟む・・・たたんだ布を正三角形の板でサンドイッチ
クランプで締める・・・「板締め絞り」というわけです
染める・・・どこをどの色で染めるかみんな悩んで
水洗・・・布を水に広げると、おお、染まってる
完成・・・同じ方法なのにみんな違う模様!! 
     最後まで染める場所にこだわった2人の男子。よくできました

絞り染めの話と体験を通して、日本文化の一端でも理解してもらえた、と思います。
有松では板締め絞りのプロ「張正」さんに伺うとか・・・本場で本物を学んできてください。
(大橋正芳)













2014年6月25日水曜日

ジョリー先生のフェルトワークショップ

こんにちは!テキスタイル学科助手の高須賀です。

今日は一年生の授業で行なわれた、フェルト作家のジョリー・ジョンソン先生のフェルトワークショップの様子をご紹介いたします。
ジョリー先生は1977年にフィンランドでフェルトのブーツ作りを習ってから、フェルトのパワーと魔法に魅せられ、現在に至るまでに様々なフェルト技術を研究し、現代的なフェルトデザイン技法を作り上げてきた方です。



ジョリー・ジョンソンは自ら生み出したユニークな羊毛フェルト作品を企画、製作し、また身にまとうことを楽しんでいます。 伝統的なテキスタイル技法に出会ったのは、1977年フィンランドでスカンディナビアのフェルトのブーツ作りを習った時でした。 ジョリーは、たちまちフェルトのパワーと魔法に魅せられてしまいました。ジョリーは、羊毛と繊維を扱う商人の家に生まれ、工業テキスタイルデザインをRISD(米国)とKOTO(フィンランド)で学びました。 1987年日本へ3ヵ月の気紛れ旅行に出かけました。そして、12週間では短すぎたので、それ以来、日本に留まることにしました。 京都で、テキスタイルのスタジオを再設立し、商標としてのジュア・レ(Joi Rae)を起こしました。ファッションとインテリアのための工業テキスタイルデザイン(織りとプリント)を学んだ後、ジョリーは伝統的なフェルトを通しての表現が自らにしっくりくることに気付きました。彼女の豊かな色彩と層構造の技法の組み合わせは、絹やレーヨン、モヘアなど様々な異素材をフェルト作品に組み込んだ、暖かい風合いの、四季の風を感じさせる衣類やアクセサリーを生み出すことになり、慧眼のコレクターの眼にとまることになりました。ジョリーは、人類が初めて生み出したテキスタイルであるフェルトの、八千年続く中央アジアのフェルト作製技法に、彼女ならではの革新的な表現をもたらしました。ジョリーの現代フェルト作品は、全世界のギャラリー、ショップ、美術館に、展示されています。ジョリーは、春の学期には、スタジオを離れて、 様々な学校で講義を行っています。全国の芸術系大学、専門学校などにおいて講師を勤めるかたわら、夏には京都の暑さと湿気を逃れるために、異文化の伝統フェルトを求めて、世界中へ広く調査旅行に出かけています。国際フェルトシンポジウムに出席し、フェルトの現代的な表面デザイン技法の発達に関するワークショップを行っています。




フェルトとは動物の毛を集めて、圧縮したシート状(立体的な物も出来る)のもののことをいいます。今回使用する素材は上の写真のような羊の原毛を使い作っていきます。

まずは使う素材である羊毛の性質を学ぶところから始まりました。

羊毛を扱う時のキーワードになっていることは、カラーブレンディング!!
すなわち、ちがった色の羊毛を混ぜることで、無限の微妙な色合いを作れるということです。サンプル作りの為に、手で羊毛を混ぜていきます。

青と赤を混ぜればムラサキになり、青と黄を混ぜればミドリになる。まるで絵の具を溶くかの様に色を作り出すことが出来ます。

学生、一人一人ちがったカラーサンプルが出来ました!




カラーブレンディングのサンプル制作が終わると、いよいよフェルトティングの作業に入ります。

羊毛は熱とアルカリ性の溶液と力を加えることで、羊毛同士が絡まり合い、固まりになっていくという性質があります。フェルトでは、その羊毛のもつ性質を利用し様々な形を作り上げていきます。



羊毛にアルカリと熱と力、そして熱い情熱(長い時間)をかけて形を作っています。

作ったフェルトを切り開いていくと・・・。


このようなフェルトの花が出来上がりました!!
このようにな立体的なものもフェルトでは作ることが出来ます。
アイデア次第では、様々な物を作ることが出来るのではないでしょうか?

(高須賀)

2014年6月24日火曜日

オルガ先生のニットワークショップが行なわれました!!

須藤玲子先生のゼミナールでは、去年に引き続きニットデザイナーのオルガ先生の特別講義が行なわれました!!その様子を写真にてご紹介します。 

オルガ先生はアメリカで活躍するニットデザイナーで、とても構造的でユニークな編み物を得意としている方です。オルガ先生のニットワークショップは日本でも大人気です。


まずは、ニットの組織図の読み解き方を学びます。
この授業ではニットの専門用語はすべて英語で学んでいくので、そのまま社会(世界)でも通用する形でニットの技法を学ぶことが出来ます。

ニットを構成する技法は意外にも単純んで、しかし、その単純な技法を組み合わせることで、無限の形をつくりあげることが出来ます。


↓下の写真はオルガ先生の編んだニットの数々!!!







 すごいですね!!
今までの平面的なニットとは全然違う、立体的なニットの技術!!!



授業の様子はこんな感じ。
学生たちは、なれない手つきではありますが、オルガ先生にくらいついて技術を学んでいきます。



須藤ゼミでは今回学んだ技術をもとに、学生一人一人が作品をつくり、展示をする予定になっています。展示は一般の方も見ることが出来るので、また展示の日にちが決まり次第、ブログで告知させていただきます。
乞うご期待☆

【去年の授業と展示の様子】
http://zokei-textile.blogspot.jp/2013/10/in.html


(高須賀)

2014年6月5日木曜日

銀座松屋で「フジヤマ テキスタイル プロジェクト」の販売イベントが行われています!!!!

6月4日から6月10日まで松屋銀座7階 和の座ステージにて「フジヤマテキスタイルプロジェクト」の成果物の販売イベントを行ないます!!

「フジヤマ テキスタイル プロジェクト」は、東京造形大学でテキスタイルを学ぶ学生と、山梨県富士吉田市の機織り職人が共同企画でモノづくりをするプロジェクトです。産地に赴いた学生の新鮮なアイディアと、職人の確かな技術がミックスし、ユニークな商品が生まれています。今展では、傘、ストール、ネクタイ、ポーチ、ふくさ、PCケース、座布団、御朱印帳など、富士山の麓で織り上げた、素敵なテキスタイルプロダクツをご紹介いたします。


 イベント会場はこちら!!
銀座松屋の7階和の座ステージです。
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20140604_fujiyama.html

NHKのあさイチで紹介されたkichijitsuの商品も並んでいます。
http://zokei-textile.blogspot.jp/2014/05/nhk.html

鳥の羽の様なテキスタイルのがま口ポーチ


これからの梅雨の時期にうれしい、おしゃれな傘も沢山あります。
一つ一つあまり数がないので、お早めにチェックするのがいいかと思います!


フジヤマテキスタイルプロジェクトから生まれた、座布団ブランドcocioroso
 http://cocioroso.com/

 お寺用の座布団生地で作られた13インチのパソコンケース。


他にも素敵な商品が沢山ありますので、是非お越し下さい。

facebookページはこちらから!
https://www.facebook.com/FujiyamaTextileProject


高須賀